こんな仕事はやりたくない…もハッキリさせてみる。
仕事探しをする場合には「こういった仕事がしたい」「こんなことに関わりたい」など
自分のやりたいことを考えるのは普通のことですよね。
もちろん、かなり明確に「これがやりたい!」「わたしはここで働く!」ということが
分かっている人はこの考え方で大丈夫だと思います。
しかし、自分がしたいことが漠然としている人、頭にはなんとなくイメージがあるけれど
まだハッキリしない人も中にはたくさんいるはずです。
なんとなくイメージをもったまま仕事探しを進めることもできますが、漠然としたままに進めることは、就職が決まったあとに「こんなはずじゃなかったのに」となるケースもあり、あまりおすすめはできません。
たとえ前向きな考えではなくても、ある程度確実な自分の気持ちを知っておきたいものです。
そんなときは、逆に自分は「これはやりたくない!」という事を考えてみましょう。
一見するとネガティブな印象を受けるかもしれませんが、やりたくないことを並べていくと自然とその裏にあるやりたいことがハッキリとしてくることがあります。
簡単な例を出すと「わたしは立ち仕事はしたくない」「人混みでは働きたくない」という「これはやりたくない!」という強い思いがあったとします。
そうすると、例え経験がなくても販売員などは自分には向いていないだろうということがわかります。
それなら「座っている時間が長くて静かな場所でできる仕事」が条件として大きいなと考えられます。
このように、やりたくないことを書き出してみることも自分の本当の気持ちに気づくチャンスです。
自分の苦手な部分は、わかっている人がも多いはず。長所はわからなくても、短所ならたくさん思いつく、というのと同じようなものです。
ただし、やりたくない事と、自分がやりたいと思っている仕事の間で矛盾が生じることもあります。
例えば「わたしは人混みで働きたくない!」と思っているけれど「アパレルのスタッフとして働いてみたい」というような場合です。
この場合も、素直な気持ちを書き出してみることをおすすめします。
どちらの気持ちを優先するかは最終的には自分次第ですが、アパレル業界でも販売員以外の道があったり別の方法でアパレルに関われるかもしれません。
大事なのは「自分の気持ちをよく整理しておくこと」だと思います。そうしておくことで、自分らしい視点で仕事探しができるはずです。
あとで後悔しないように、自分の素直な気持ちを探る努力はどんどんしておきましょう。