結婚後・出産後なかなか仕事が見つからない時の考え方

結婚後や出産後にいざ仕事に就きたいと思っても、女性の場合いろいろな制約の壁に直面することがあるはずです。

 

• 子どもが具合が悪い時、すぐに飛んでいける職場なのか
• 保育園のお迎えのために早く帰れるか

 

など、気にしなくてはいけないことが増えます。

 

その結果、仕事が見つかりにくいということにも繋がってしまうことが多いと感じます。

 

 

最近は、子育て中の母親を応援する企業が増えていたり、女性が働くことを支援する動きもありますが、まだまだ十分ではないのが現実ではないでしょうか。

せっかく働く意欲・能力があるのに、サポート体勢が整っていないために苦労しなくてはいけないのは、とても残念なことです。

 

しかし、いろいろな不満を口にしても、物事は急には変わらないものです。

ここは、少し頭の中を切り替えて仕事探しについて考えるのが賢いかもしれません。

 

 

上記にあげたような、子どものことを考えなくてはいけないという制約がある場合、大抵は就職活動においてはマイナスと考えてしまいます。

それがあるからなかなか仕事が決まらないのかも、と思ってしまいます。

 

面接官に、「子どものお迎えなどはどうするのですか？」「子どもが熱をだしたらどう対処しますか？」という質問を受けることもあるでしょうから、その答えにも苦労するはずです。

 

ここで考えたいのは、その制約があるからこそ、自分にとって働きやすい職場に巡り会えると発想を転換することです。

 

 

制約があれば、当然選択の幅がせまくなります。

しかしそれは、自分にとって理想とする職場に巡りあうためには必要なことです。

 

例えば、子どもが熱をだしても融通がきく職場に巡り会えたのであれば、働く母親には理解がある会社である可能性が高く、同じ立場で働いている社員も多いはずです。

そうすると、周りに悩みを相談しやすい、話がしやすいなど、他の面でもあなたにとって良い環境の職場かもしれません。

 

こんな職場に出会えるのは、制約を設けて仕事を探しているからに他なりません。

 

 

もしも、制約を設けることを止めにして、自分の優先事項を隠したままに就職を決めても、あとあとになって苦しくなるのは自分です。

子どもを迎えにいけない、具合が悪いのに面倒をみられない、いつもストレスを抱えて過ごすことになってしまいます。

 

そうなると、その職場では長くは働けないはずです。

 

 

仕事探しに時間がかかっても、トータルで見れば長く働けて、毎日快適に過ごせるのであれば、そのほうが良いのではないでしょうか。

もしも、制約があるからなかなか仕事が決まらないと悩んでいるのなら、考え方を少しだけ変えてみるといいですよ。